NVIDIAからリリースされた最新のホットフィックスドライバ「595.76」により、GeForce RTX 50シリーズのパフォーマンスが劇的に改善されるという報告が海外ユーザーから相次いでいる。本稿では、海外掲示板Redditに投稿された検証結果をもとに、前バージョンで発生していた不具合の詳細と、ドライバ更新によるベンチマークスコアや実ゲームでのフレームレート向上について解説する。

前バージョンの電圧制限バグを解消

数日前に配信されたドライバ「595.71」では、『Resident Evil: Requiem(バイオハザード:レクイエム)』のパフォーマンス低下問題が修正された一方で、新たにコア電圧に関する致命的なバグが発生していた。このバグの影響でRTX 50シリーズの電圧が制限され、本来の性能が発揮できない状態に陥っていた。例えばRTX 5090などのハイエンドモデルにおいて、動作クロックが3GHz未満に制限されてしまう現象が複数のユーザーから指摘されていた。

NVIDIAはユーザーからの不具合報告を受け、迅速に修正版となる「595.76」をリリースした。これにより電圧制限の不具合が解消され、本来のパフォーマンスを取り戻したという安堵の声がコミュニティで広がっている。

Redditユーザーの検証で最大30fpsの改善を確認

海外掲示板Redditのユーザー(u/CoffeeStock8536氏)の報告によれば、「ASUS PRIME RTX 5080」を使用した環境において、最新ドライバ適用後に3DMarkの「Time Spy」で自己最高記録となる35,853ポイントをマークした。また、「Steel Nomad」ベンチマークにおいては、従来の92.23fpsから99.72fpsへとスコアが伸び、ドライバの更新のみで約7%の確実な性能向上を果たしている。

特筆すべきは、実ゲームにおけるフレームレートの向上である。『Assetto Corsa』や『BeamNG』といったタイトルにおいて、同氏の環境では以前のドライバ環境よりも15〜30fpsも高い数値を記録したという。同氏は「以前のドライバではオーバークロック時にGPUコアが最大周波数までブーストされていなかったが、新しいホットフィックスでは設定を変更することなくパフォーマンスを引き出せた」とReddit上で報告している。

RTX 50シリーズのポテンシャルを引き出す必須アップデート

該当のRedditスレッドには他のユーザーからも賛同のコメントが多数寄せられており、新たなドライバによってRTX 50シリーズにおけるオーバークロックの安定性や、全体的なパフォーマンスアップを実感する声が相次いでいる。

前バージョンのドライバによるクロック制限に悩まされていたユーザーはもちろん、最新グラフィックスカードのポテンシャルを最大限に引き出したいゲーマーにとって、今回のアップデートは必須と言える。高負荷なゲームタイトルをプレイする際や、システム全体のボトルネック解消を目指す上でも、その恩恵は大きいはずだ。自身の環境でまだ「595.76」を導入していないのであれば、早急にアップデートを適用し、パフォーマンスの変化を検証してみてほしい。

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